2017年3月15日水曜日

KO vs PEP 分析研究

前回の記事ではmorningstarから財務データをダウンロードできることはお話ししました。

今回はそのデータを使って実際に簡単な分析を行ってみたいと思います。

今回はKO:コカ・コーラとそのライバル企業PEP:ペプシコを比較してみたいと思います。
ちなみにこの二社はまだ私は保有していませんので2017年度1Qの獲得候補です。

まずはデータを張り付けて以下のような表を作ります。
私がよく株の分析に使う指標を抜き出していますが、さらに細かく分析したい場合は指標を増やしてください。

増やすとすれば短期・長期負債、株主資本、ROEなどがよいかと思います。
表のCAGRとは年平均成長率のことです、この表の場合KOは売上高が年平均2.1%減少しているということ意味しています。


表のままでは見づらいので私はこの表から3つのグラフをよく作ります。
一つ目は売上高、営業利益、営業利益率、純利益をまとめたグラフです。

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このグラフで二社を比較するとKOのほうはPEPに比べ売上高は少ないものの、利益率が高いことがわかります。


2つ目は一株利益、配当、配当性向のグラフです。



このグラフからKOの一株利益は減少傾向であり、PEPと比較すると配当性向に余裕がないことがわかります。

近年KOは消費者の健康志向の高まりや$高の影響を受け、利益を伸ばせていないことが影響しているようです


3つ目はCFをまとめたグラフです。



このグラフからKOのフリーCFはほぼ横ばいである一方、PEPはフリーCFを増加させていることがわかります。

ここからは私見になりますが、どちらか一方だけに投資をするなら私はPEPを選びます。

KOは近年マイナス成長になっている点が非常に気になります、また配当性向も80%を超えているため今後増配を維持できるのかに若干不安が残ります、それがPEPを選択する理由です。

PEPは売上高に関してはKOと同じくマイナス成長ですが、営業利益および営業利益率などは増加傾向です。これはコストカットなどの戦略がうまくいっているためでと考えられます。

KOとPEPはどちらも連続増配を20年以上続けている素晴らしい企業です。過去のリターンではKOのほうがPEPを上回っているようですが、近年の傾向を見る限り今後はPEPがやや優勢ではないかと考えています。

しかし私はKOとPEPはどちらに投資をしてもリターンを得られる可能性が高い企業だと思いますので、両方に投資するのもありだと考えています。

我々はどちらか一方だけを必ず選ばなければならないなんていう制限はありません。

期待されている企業はその成長が株価にすでに織り込まれており高値がついているため、投資をしても結果としてそれほどリターンが得られないというのが往々にしてよくおこります。この場合KOは期待されていないため大きなリターンを生む可能性があります。

KOは配当利回りで考えるとここ10年で最もお買い得です。(配当利回り KO 3.52%、PEP 2.75%)


どちらを獲得するか、またはどちらも獲得するかはたまた全く別の企業を獲得するか今は投資資金がないので我慢ですがじっくり考えたいと思います。

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